妊娠週数を知ることが大切な理由

中絶手術は、妊娠週数によって手術の方法や対応が異なります。大阪のまさこ女性クリニックでは、妊娠12週未満(妊娠11週6日まで)の初期中絶手術に対応しています。妊娠12週を超えると中期中絶手術となり、入院が必要な処置へと変わります。
週数が進むほど手術の負担も大きくなるため、早い段階でご自身の妊娠週数を把握しておくことが大切です。
ここでは、妊娠週数の数え方と、妊娠の可能性をセルフチェックする方法についてご説明します。
妊娠週数の数え方
妊娠週数は、最後の生理が始まった日(最終月経開始日)を「妊娠0週0日」として数えます。実際に受精が起こる前の期間も含まれるため、性行為をした日からではなく、生理開始日が起点になる点にご注意ください。
例えば、最終月経の開始日から数えて5週間が経過していれば「妊娠5週」となります。排卵や受精のタイミングから考えると、実際に妊娠してからの期間は約2週間短くなります。
月経周期が28日の方であれば、「生理予定日を1週間過ぎた時点」がおおよそ妊娠5週にあたります。ただし、月経周期には個人差がありますので、あくまで目安としてお考えください。
妊娠週数の目安
妊娠4週頃
生理予定日を過ぎた頃にあたります。市販の妊娠検査薬で陽性反応が出始める時期です。この段階ではまだ超音波検査(エコー)で胎嚢を確認できないことが多いですが、妊娠の可能性がある場合はお早めにご相談ください。
妊娠5~6週頃
エコーで胎嚢(赤ちゃんが入る袋)が確認できるようになる時期です。当院での中絶手術は、胎嚢が確認できる妊娠6週前後以降から対応しています。これは、異所性妊娠の可能性がなくなった時期を考慮しているからです。
妊娠7~9週頃
胎芽(赤ちゃんのもと)や心拍が確認できる時期です。初期中絶手術の対象となる週数で、手術を受けられる方が多い時期でもあります。
妊娠10~11週
初期中絶手術が可能な上限に近い時期です。週数が進むほどお体への負担が増す傾向がありますので、手術をお考えの方は早めのご相談をおすすめします。
妊娠12週以降
中期中絶手術の扱いとなり、初期中絶とは手術の方法が異なります。当院では中期中絶手術には対応しておりませんが、対応可能な医療機関へのご紹介を行っています。
妊娠のセルフチェック
以下のような変化に心当たりがある場合は、妊娠の可能性があります。
- 生理が予定日を過ぎても来ない
- 吐き気や胸のむかつきがある
- 体がだるい、眠気が強い
- 胸が張る、乳首が敏感になる
- 少量の出血がある(着床出血の可能性)
- いつもと違う体調の変化を感じる
これらの症状は妊娠以外の原因で起こることもありますが、複数の症状が重なっている場合は妊娠の可能性が考えられます。
妊娠検査薬について
市販の妊娠検査薬は、生理予定日の約1週間後から使用できるものが一般的です。早朝の尿で検査されると、ホルモン濃度が高いため、より正確な結果が出やすくなります。
陽性反応が出た場合は、お早めに産婦人科を受診されることをおすすめします。陰性であっても生理が来ない場合は、検査のタイミングが早すぎた可能性がありますので、数日後にあらためて検査されることをおすすめします。
月経不順の方はご注意ください
月経周期が不規則な方は、ご自身で計算した週数と実際の週数にずれが生じることがあります。「生理が遅れているだけかもしれない」と思っていたら、実際には妊娠週数が進んでいたというケースも少なくありません。
反対に、ご自身では週数が進んでいると思っていても、実際にはもっと早い段階であったということもあります。正確な妊娠週数は、エコーで確認する必要があります。
月経不順の方は、最終月経開始日がはっきりしない場合も多いため、ご自身による計算だけで判断せず、早めに受診されることをおすすめします。当院では月経不順の方の妊娠週数の確認にも対応していますので、ご安心ください。
正確な妊娠週数は診察で確認を
ご自身で計算した週数はあくまで目安です。当院ではエコーを用いて、胎嚢の大きさや状態から正確な妊娠週数を確認いたします。
「まだ早いかもしれない」「本当に妊娠しているかわからない」という段階でも、ご来院いただいて問題ありません。正確な状況を把握することが、今後の選択を考える第一歩になります。
初期中絶手術は妊娠11週6日までが対象となりますので、時間に余裕があるうちにご相談いただくことが大切です。週数やお体の状態について気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。